基本的な使い方
medinput.net の変換辞書の基本的な使い方を概説します。
インストール
Microsoft IME や Google Mozc ではファイルからのインポートなどで一括登録します。
その他の環境は 2019 年 9 月現在、未確認です。ガイドなどを参考にしてください。
変換の基本
変換は基本的にひらがな、数字、英文字のみで行います。特殊記号は変換結果に自動的に含まれます。
語中の明らかな「数値」を意味する部位の変換は、アラビア数字(1、2など)にする予定です。
数字であっても、先頭文字であったり、読みが画一であったり、 学会規定の読みなどが明らかに定まっているものなどは、ひらがな読みを原則とします。
- 「圧-容量曲線」は「あつようりょうきょくせん」です。
- 「一次〜」「二次〜」などはひらなが読みだけです。
特殊記号を含む変換
ローマ数字は通常の数字で、ギリシャ文字などで英文字に似たものは英文字で入力します。 あるいはひらがなで読みを入力します。
ローマ数字は文字コードの都合で10までを対応するローマ数字とし、 それ以降はアルファベットで収録しています。
- 「XII因子」は「12いんし」と「じゅうにいんし」です。
- 「TNF-α」は「TNFあ」です(「あ」は変換入力操作上、aがひらがな化するため)。
注意点
2019 年 9 月現在改訂作業中のため、上記変換方法への対応については適時対応していきます。
medinput.net の医学用語変換辞書は、網羅的なものを目指してはいません。
標準的な環境で入力が困難な用語や、明らかに医学上有意義な単語を優先し、 逆にファイルサイズ・単語数を減らすために変換容易で意義の乏しい単語は削除もしていきます。
- カタカナのみの単語は優先度が低く、新規登録は遅れます。F7 などで変換可能です。
- 比較的容易に入力が可能で医学用語としての重要性が低い単語は優先度を下げ、場合によっては削除します。
- 人名は極力単一にし、読みのバリエーションは減らしていきます(例:アイントーフェン)。
- 薬剤名は現状一般名と市販薬剤名が混在しています。
各環境による対応・品質について
medinput.net の医学用語変換辞書は当初は Microsoft Windows で Office IME で作成していたものです。 現在は Google Mozc を主体に単語データベースを再構築しているため、 当面はばらつきや不足があることをご容赦ください。
Apple 環境への対応はリソース不足で当面は現状以上のこと(PLIST と CSV 形式での試験公開)は困難です。 ご理解頂ければ幸いです。
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